遠野スタイルのまちづくり

としあきさん 私は、「遠野スタイルのまちづくり」に取り組んできた中から学んで得た課題を国・県に対し積極的に政策提案活動して参ります。

基本的認識・スタンス

  • 地方は必ずしも「贅沢」を求めていない。「夢」と「希望」と「やる気」を共有できるメッセージを求めている。
  • 地方にはしたたかな「知恵と工夫」の土壌が培われ、それを支えているこだわりの「人材」がいる。都会のルールだけでは「活力」の源泉は生まれない、見つからない。
  • 地方にある「森林資源」はじめ「未利用資源」を活かさなければならない。そのためには「組織の壁・制度の壁・意識の壁」を取り除かなければならない。

注)この内容は、2009年3月20日、総理大臣官邸で行われた「経済危機対策に係る有識者懇談会」の席上で発言し提案したものです。

提案

  1. 命、生活に対する安心感

    • ネット総合病院プロジェクト
       都市と地方の格差を「情報通信技術ネットワーク」で補完。地域医療確保と住民の健康維持増進を図るため「ネット総合病院プロジェクト」の構築を進める。専門医師よりも総合医師の養成。
    • すこやか親子電子手帳プロジェクト
       子育てに対する女性の負担解消と健康管理を進めるために、周産期カルテと小児科カルテの情報を共有し、携帯電話からも利用できる「母子手帳の電子化」の構築を進める。
    • 集落・新交通システムプロジェクト
       面積が広く集落が点在している地域の生活や交通の確保を図るため、更には緊急時における搬送時間短縮のため、携帯電話等と連動し、市役所等の公用車や更にはマイカーを利活用した搬送システムの構築を進める。
  2. 環境と地域経済の大循環 日本をもっともっと美しく

    • 木目細やかなスクールプロジェクト
       地方、特にも国土の54パーセントを占める過疎地の面積の78パーセントは山林であり、山の資源を活かして地域経済の活性化に繋げるため公共施設、特にも学校の「木造化」を進める。
    • きれいな水還元プロジェクト
       公共下水道設備が困難で、また農業集落排水事業の展開も難しい地域にあっては、「合併浄化槽」での対応が求められる。「トイレ水洗化100パーセント」を進めることによって、都市と農村交流の大きな障害が解消する。
    • まちなか空間演出プロジェクト
       良好な町並み景観、高齢者や親子連れ、観光客にもやさしく、更には災害にも強いまちづくりのために「無電柱化」事業の大幅な拡充を図る。
    • 逆工場・逆公共工事プロジェクト
       企業誘致や公共事業に大きく頼らざるを得ない地方経済には限界が見えてきている。製造業の大半は組立・加工だが、これを再利用復元の流れに、また公共事業の主流は建設・開発、これを自然・景観を再生する事業として攻めの逆公共事業としての展開を図る。経済活動の領域が拡大し地方の新たなチャンスに繋がる。
  3. 地方の元気の素を引き出す仕組みの導入

    • 公共施設魂入れプロジェクト
       平成の大合併、機関・団体の統廃合や少子高齢化に伴う人口減少等の時代の流れの中で、「遊休施設」が顕在化してきており、これら遊休施設に新たな「魂」を入れるリフォーム事業の一層の展開。リニューアルされた施設が地域の拠点として交流人口拡大の受け皿として再び蘇る。更なる支援システムを構築する。
    • 元気・やる気応援プロジェクト
       地域づくりは人づくり、しかしその人は?ソフト・ハード事業をそれぞれの地域で一体的に推進し取り組める財政支援策等、地方の裁量を最大限に発揮できる仕組みの導入を構築する。